
職種紹介
艶清では、テキスタイルの染色整理に関わる営業から開発、生産、物流まで、すべての工程を一貫して請け負っています。それを実現するための社員がここにはいます。この場では、社内にどのような仕事があるのかをご紹介します。ただし、同じ呼び名の職種でも、担当する工程や役割によって求められるスキルは異なります。それぞれの希望や適性に応じて、多様な働き方ができる環境が整っています。
営業職
艶清では、レディス・メンズ向けのファッションテキスタイルから、消防隊員向けのファンクショナルテキスタイルまで、さまざまな分野で活躍するお客様のニーズに応えています。扱う素材も、合繊繊維から天然繊維まで幅広く、お客様のニーズに合わせた加工を行っています。
新しい製品の開発から量産の受注、価格の決定、納期管理、品質管理まで、実質的にあらゆる工程に関与する職種です。艶清の営業は既存のお客様との取引が中心ですが、ファッションテキスタイルを主力としているため、常に新しい製品の開発を続けていく必要があります。お客様とともに取り組み、社内外の人たちと力を合わせて、新しいものづくりができる。そして、自分が関わったものが世に出る――その喜びは、他では味わえない特別なものです。艶清の中では幅広い知識やコミュニケーション力が求められる職種といえます。
当社は、地元一宮・岐阜・北陸のテキスタイル企業様、東京・大阪の大手合繊メーカー様、テキスタイル問屋様と安定した取引を行っており、安心して仕事に取り組める環境です。こうした企業との毎日の打ち合わせを通じて、繊維産業内でのネットワークを築き、より高いレベルの知識と経験を得ることができます。これらの繋がりは、あなたのキャリアを支え、新たなチャンスを切り開く鍵となるでしょう。
開発職
お客様から提供された素材を、それぞれの用途に合うように加工するために、さまざまな機械を使い、条件を設定しながら、色や風合いを調整していきます。工程や条件の設定では、素材をじっくり観察し、生地を触って風合いや質感を確認することが大切です。製品化が決まった瞬間には、大きな達成感と喜びを感じます。自分が携わった素材が製品となり、人々の手に渡る――その瞬間こそ、この仕事の最大の魅力です。
当社では、テキスタイルの色や風合い、品質について深く学ぶことができます。織物、ニット、合繊、天然繊維など、多種多様な素材に触れられるのは大きな特長です。また、機械の使い方や染料、薬品に関する知識も必要であり、外部の機械メーカーや薬品メーカー、得意先と協力しながらスキルを磨く機会を大切にしています。それぞれの特性を理解し、最適な加工方法を身につけることで、専門性の高い技術を培うことができます。さらに、TES(繊維製品品質管理士)の資格取得をサポートする体制も整っており、成長をしっかりとバックアップします。これら経験は、繊維業界での大きな財産となるでしょう。
生産職
お客様に「よいもの」を届けるためには、作業する人一人ひとりが丁寧に仕事をし、品質を守ることが大切です。そのため、会社では作業のやり方や機械の使い方を分かりやすくまとめたマニュアルを用意し、みんなが安全で安心して働ける環境を作っています。
また、作業中に問題が起きたときにすぐ対応できるようにしたり、機械の調整や新しい技術を身につけるための勉強会や話し合いの場を定期的に開いています。このようにして、経験豊富な社員も、まだ経験の浅い社員も、外国から来た社員も、お互いに協力して知識や技術を共有し、みんなで力を合わせて仕事を進められるようにしています。
会社は、こうした取り組みを通じて、みんなが自分の力をしっかり発揮し、お客様にいつも高い品質のものを届けられるようにしています。
当社の仕事は、単なる流れ作業ではなく、それぞれの機械の特性を理解し、使いこなす技術を身につけることが求められます。1956年製の起毛機から、2020年導入のヒートセット機まで、さまざまな機械を扱いながら経験を積むことができます。なかには、手作業に近い工程が求められる機械もあり、まるで職人技のような繊細な感覚が必要になります。一方で、自動制御の最新設備もあり、伝統と技術革新の両方を学ぶことができます。。
また、資格取得の支援も充実しています。エネルギー管理士や公害防止管理者などの専門資格、フォークリフト技能講習など、さまざまなスキルを習得できます。資格を取得することで、自分の実力を公的に証明でき、仕事の幅も広がります。
事務職
事務職の主な仕事は、書類の整理やコンピュータへのデータ入力、生地を扱う軽作業です。得意先からの依頼を正確に聞き、それを現場に分かりやすく伝える役割もあります。事務職は、現場で働く人たちが効率よく仕事を進められるように、書類を作成したり、段取りを整える仕事です。単に作業をこなすだけではなく、その作業が何のために行われるのかを考えながら取り組むことが大切です。